ワッホーインタビュー
2010年5月20日_絵画展 口と足で表現する世界の芸術家たち 小平展(東京都) 画家・梅宮俊明(うめみやとしあき)氏インタビュー
画家・梅宮俊明さん、登場!
芸術家は気難しい? 愛想が悪い? いえいえ、そんなことはありません。「絵画展 口と足で表現する世界の芸術家たち 小平展」で創作の実演を見せてくださった画家の古小路浩典さんと梅宮俊明さんに実演の合間に声をかけさせていただきました。アーティストとはいえ一人の人間。悩みもあれば、お茶目なところもあります。気さくなお二人のトーク、ぜひお楽しみください。
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梅宮俊明(うめみやとしあき)氏プロフィール●1966年東京都生まれ。埼玉県在住。19歳のときに自動車事故に遭い頚椎を損傷、四肢麻痺に。社会福祉協議会の油絵教室を見学に行ったことがキッカケで絵を描きはじめ、2006年に初めて障がい画家の作品展に出展し「全国肢体不自由者父母の会連合会賞」を、翌2007年には優秀賞を受賞。
2010年5月20日_絵画展 口と足で表現する世界の芸術家たち 小平展(東京都) 画家・梅宮俊明(うめみやとしあき)氏インタビュー

自己満足の世界であっても、やっぱり思い通りに描けたときは嬉しい。

ワッホー ワッホー 梅宮さんはいつ頃から絵を描きはじめたのでしょう?

梅宮さん 10年前くらいからですね。

ワッホー 絵を描きはじめたキッカケは?

梅宮さん 絵って残るじゃないですか。自分で描いたものを残したいと思ったのがキッカケですね。

ワッホー 絵に込めたメッセージなどありますか?

梅宮さん う〜ん・・・。まだメッセージを込めたり、テーマをもったりという余裕はないですね。とにかく必死に描いているだけです(笑)。

(ここで隣で話を聞いていた古小路さんがカットイン)

古小路さん (梅宮さんへ向けて)なんで絵を描いてるの? 描くのってたいへんなことだし、作品として仕上げるのって苦しいことなのに、なんで?

梅宮さん う〜ん・・・(思案顔)。

古小路さん 描かないと寂しいよね。

梅宮さん そうですね。

古小路さん それでいいんじゃない。

梅宮さん 自己満足の世界ではありますが、好きな色が出たり、思い通りに描けたときは嬉しいし、逆にうまく描けないときは「あーもう、やだ!」(笑)と筆を置いたり。たいへんだし、苦しいんですが、やはり描くのが好きなんでしょうね。

ワッホー 梅宮さんの作品は風景と人物が多いようにお見受けしますが?

梅宮さん 風景は比較的スムーズに描けますが、動物や人物は苦手です(笑)。

ワッホー え、動物や人物は苦手!?

梅宮さん はい。表情を思ったようになかなか描けないので。

ワッホー 「愛すべき人」のお婆さんや子供たちなど、とてもよい表情が描かれていると思いますが?

梅宮さん ありがとうございます。

ワッホー 「水上の格闘技」のボートも臨場感ありますね!

梅宮さん やっぱり好きなものには気持ちが入りますね。これは自分でも好きな作品の1つです。

ワッホー 創作はどのくらいのペースで?

梅宮さん 週に1回は描いています。自分の使っている絵の具の乾き具合や体力を考えると、このくらいのペースがよいようです。

ワッホー 1つの作品はどのくらいの期間で描き上げられるのですか?

梅宮さん 風景などは2〜3ヶ月、人物などは半年以上かかるものもあります。「天から舞い降りた歌姫」はコンサートを見て浮かんだイメージを描いた、自分としては初めての抽象画なんですが、これなんかは半年くらいかかっていますね。

ワッホー 今後、こんなものを描いていきたいというものはありますか?

梅宮さん まだテーマを見つけられていない、探しているところです。古小路さんもネコを飼われているそうなのですが、うちにもいるので、ネコはずっと描き続けていきたいですね。

ワッホー 絵を描いていてよかったと思うことなどありましたら、聞かせていただけますか?

梅宮さん なんといっても、いろんな人と出会えることですね。絵を描いていなかったら、こんなにたくさんの方とお話する機会などなかったと思います。

ワッホー 今回は古小路さんと一緒の実演ですが、いかがですか?

梅宮さん 自分はまだ古小路さんと比べると新人なので(口と足で描く芸術家協会の後輩です)、単純にスゴイと思いますね。作風、画風、素晴らしいと思います。うらやましいです(笑)。

ワッホー (笑)。ありがとうございました。
(取材:2010年5月20日(木))
 
 
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