ワッホーインタビュー
2010年10月15-17日「第32回 アビリンピック(全国障害者技能競技大会)」(神奈川県)コンピュータプログラミング神奈川県代表・田中卓也選手インタビュー
プログラミング、田中卓也選手、登場!
60センチメートル四方の紙に、ロボットアームを動かして複雑な図形を描く──そんなプログラムを作る技能を競う競技「コンピュータプログラミング」に、昨年に引き続き出場する田中さん。勝手がわからず、タイムオーバーとなってしまった昨年の悔しさを晴らすべく出場する今年の大会の目標は? 見どころは? 田中さんが日々技能を磨いている神奈川障害者職業能力開発校におジャマして、お話を聞かせていただきました。
田中卓也(たなかたくや)選手●知人の紹介で神奈川障害者職業能力開発校に入校。知識や技術を身につける喜びを知る。加工技術(CAD、板金など)を学んだ後、プログラミングの勉強を開始。ロボットアームパフォーマンスを見てアビリンピックのコンピュータプログラミング競技に興味をもち、2009年、2010年神奈川県代表として出場。今年は入賞候補の一人に。神奈川県在住。
2010年10月15-17日「第32回 アビリンピック(全国障害者技能競技大会)」(神奈川県)コンピュータプログラミング神奈川県代表・田中卓也選手インタビュー

今年のテーマは“リベンジ”です(笑)。

ワッホー 田中さんの出場される「コンピュータプログラミング」競技の内容を教えていただけますか?

田中選手 与えられた課題に応じて、ロボットアームを動かすプログラムを書く競技です。

ワッホー ロボットアーム? 実物の、ですか?

田中選手 はい。宇宙ステーションの船外作業などで使われているのをテレビで見たことのある方もいらっしゃると思いますが、あんな感じのものです。

ワッホー それを実際に動かす、と?

田中選手 はい。

ワッホー なるほど。プログラミングの競技ですが、評価は実物を動かして行うわけですね。課題としてはどんなものが出されるのでしょう?
2010年10月15-17日「第32回 アビリンピック(全国障害者技能競技大会)」(神奈川県)コンピュータプログラミング神奈川県代表・田中卓也選手インタビュー
田中選手 たくさんの図形を組み合わせた複雑な図形を描くというもの・・・これです。
(課題の図形(左の写真)を見せていただきました)

ワッホー これですか!? これをロボットアームに描かせるのですか? 複雑ですねー。これを、どのくらいの時間で完成させるのですか?
田中選手 実際にロボットアームを動かしてテストし、調整する時間も含めて、6時間です。

ワッホー 6時間? 長いような短いような・・・。

田中選手 昨年は完成させられませんでした(苦笑)。
(田中選手は、昨年も同種目に出場されていました)

ワッホー 6時間では短かった?

田中選手 今回のようなプログラムを作るためには、プログラムを書く知識だけでなく、図形・・・数学的な知識も必要なのですが、昨年はそこで引っかかって時間を取られてしまいました・・・。

ワッホー 今年は、リベンジの大会ということですね?(笑)

田中選手 はい!(笑)

実物のロボットアームのパフォーマンスを、ぜひ観てください。

ワッホー アビリンピック当日は、観戦される方もたくさんいらっしゃると思います。コンピュータプログラミング競技の、“ココ”を観てほしいというところはありますか?

田中選手 そうですねえ・・・やはり観ておもしろいのは、実際にロボットアームを動かすところだと思います。そこを観てほしいですね。

ワッホー ある程度プログラムを書き上げた後?

田中選手 はい。プログラムを書いているときは、みんな、パソコンと向き合っているだけなので、正直あまりおもしろくない(笑)。ご観戦いただくなら、断然、ロボットアームを動かしているときがおススメです!

ワッホー 確かに、ロボットアームが動いて、大きな紙に複雑な図形を描く、というのは観ていて壮観でしょうね(笑)。観方によっては、素晴らしいパフォーマンス・・・エンターテイメントかもしれません(笑)。

田中選手 世の中のほとんどのモノがプログラムで動いていますよね。プログラムを作って、実際にモノを動かす──世の中の仕組みの縮図を見ていただけると思います。

ワッホー なるほど。家電品にしても、自動車にしても、ほとんどのものがプログラムで動いていますからね。

田中選手 パソコンでやる仕事ですが、動かすものは“実物”。プログラムは単なる文字列ですが、それを作るときは、実際のモノのことを考えて書くことも大切です。

ワッホー ロボットアームがどんな精巧な動きを見せてくれるか、観るのが楽しみになってきました。

田中選手 思った通りに動いてくれるといいのですが(笑)。

そういった意味でも、今年は“リベンジ”です(笑)。

ワッホー ズバリ、目標は?

田中選手 目標ですか・・・(笑)。今年は何か賞を取らないと、と思っています。

ワッホー 賞を取る、というのは3位以上に入る、表彰式に出る、ということですね?(笑)

田中選手 そう・・・なりますね(笑)。

ワッホー 表彰式の盛り上がりはいいですよね。昨年はご覧になられましたか?

田中選手 はい。実は・・・昨年は、家内が「フラワーアレンジメント」で金賞(第1位)を取りまして、自分はカメラマンとして観客席にいました(笑)。

ワッホー 奥様の勇姿を撮影する役だった?(笑)

田中選手 はい(笑)。

ワッホー なるほど、それは、今年表彰台に上がらないわけにはいかないですね(笑)。いや、金賞取らなきゃダメじゃないですか?(笑)

田中選手 ハハハ・・・(笑)。そういった意味でも、今年は“リベンジ”です(笑)。

ワッホー 期待しています!
 
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