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■Contents4:企業就労へ向けてのポイント

ワッホー 実習生として受け入れたとき、この子はちょっと厳しいかなと思う子もいますか?

工藤 2週間の研修では業務の能力のすべてを理解しきれないこともあります。やはりご家庭での日々の教育(最低限のマナーなど)が必要だと思っています。

ワッホー 家庭でどのように考えているか・・・?

工藤 挨拶など、ご家庭でのしつけが厳しいかどうか一つとっても、企業就労に結びつくかどうかのポイントと言えると思います。
仕事のスキル自体は時間をかければ伸びる可能性がありますが、コミュニケーションが取れなければ、先へは進めません。人とのコミュニケーションは大きなポイントだと思います。いつもニコニコと笑顔で「こんにちは」「お疲れ様です」と挨拶ができるだけでも、それをキッカケにまわりの人とのコミュニケーションが円滑になり「○○さんがいると助かるよね」といった相乗効果が生まれますからね。席を外すときには声をかける、わからないことがあって声をかけるときには相手の様子を見て声をかけるなど、実習のプログラムでも挨拶や仕事中のマナーは力を入れて教えていますが、コミュニケーションがうまくいくと、企業就労の幅は格段に広がると思います。

井上 障がいをもった方の多くは、まわりからのサポートを受けてきているので「人が助けてくれるものだ」となりがちですが、職場の中では通用しません。やはり仕事は積極的に自分で取り組まなければならない。一つの仕事が終わったら黙って座っているのではなく、「終わりました」と報告できるか、そこがポイントになります。報告ができれば次の仕事の指示をもらうこともできます。自然とその人の仕事量が増え、仕事量が増えれば、評価も上がってきますので、表現の仕方はいろいろあってもいいと思いますが、社会人として仕事に対する姿勢やマナーは身につけておかなければいけないですね。
「障がい者だからそういうものは必要ない」「全部他人がやってくれる」はよくないですよね。

ワッホー それは社会人全般に通ずることですね。

井上 仕事への取り組み姿勢や価値観など、社会人として必要な大きな柱があると思います。それは崩してはいけないもので、これを崩してしまうと、企業ばかりか社会全体がおかしくなってしまう。障がいをもった方は、独自の幹をもってしまうことも多いのですが、障がいのある方を採用する企業がそれに合わせ、別の幹を作るわけにはいかない。配慮は必要で、枝分かれはあってもいいと思うのですが、メインの幹を崩すわけにはいかない。就労に限らず、一般生活の中でも同じですよね。

ワッホー 基本的なことが一番重要?

工藤・井上 そうですね。
 
 
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