ワッホーインタビュー
企業就労インタビューTOP | Contents→  1  2  3  4  5 |  ワッホーインタビューTOP

■Contents5:保護者へのメッセージ

ワッホー とくに子供たちにとっては、社会へ出るまでの家庭での育て方が重要かと思います。保護者の皆さんへ向けてアドバイスをいただけますか?

工藤 まずは挨拶ができること。そして「ありがとう」。感謝の気持ちを表すこと。いづれも、人として基本的なことです。また、プライベートの時間、仕事の時間、勉強の時間、遊びの時間の切り替えをキチンとできることも必要です。会社の中では重要なことです。たとえば、仕事中なのに、知っている人を見つけたら、自分の仕事が終わらないうちにその人のところへ行ってしまうと、まわりの人が困ってしまいます。今は何の時間かという切り替えは、子供の頃から身につけることができますので、それはお願いしたいですね。
当社でもいろんな障がいをもった社員が活躍していますが、話を聞くと「子供のときのお母さんは本当に怖かった」という声が多く、厳しくしつけられていたことがよくわかります。

井上 いろんな機会、場面を提供してあげてほしいですね。本人も失敗したり、嫌な体験をすることもあると思いますが、それを一つひとつ解決していくことが大切なんです。いろんな場面、いろんな環境に出て行って、何かを伝えたいときに「どうすれば相手に伝わるんだろう」、何かをしたいときに「どういう行動をすればいいのだろう」などを考え、行動する体験をすることが、これから社会へ出て行くうえで、とても重要だと思います。

ワッホー 嫌な思いをさせたくないので外に出さないと、いざ就職で外へ出たとき、ちょっとした出来事で帰ってきてしまう? 嫌なことも含めて経験をして、それを乗り越えることを繰り返しておいた方がいい?

井上 そうですね。一人ひとり、独自のハプニングへの対応法というものを身につけることで、社会に出たときの対応につながります。できるだけ外へ出て、どんなことでもよいので、いろんな体験をさせてあげてほしいと思います。

ワッホー 親としては守りがちですが、子供のことを思うなら、外へどんどん出してほしい、と。それは、イベントなどでもいいし、日常的な買い物でもいい?

井上 いいと思います。街に出ると、公共機関とはいえすべてがバリアフリーになっているわけではありません。行った場所がバリアフリーになっていない場合、どうするか?→何もせず待っていたのではいつまでたっても動けない→だれかに声をかけることをしなければいけない。そういったコミュニケーション能力や困ったときの対処法を身につけておけば、外出もできますよね。就労においても同じです。

ワッホー 経験値を高めること?

井上 そうです。「こういったときはどうするの?」ということを、いろんな体験をする中で親御さんも一緒に考えてあげてほしいですね。

工藤 お子さんが将来働けるんだろうか、親御さんは非常に不安だと思います。しかし、企業のいろいろな場面で活躍している障がいをもった方がたくさんいるので、ぜひ、そういう方たちの姿を見てほしいですね。そうすれば、「うちの子も、将来あんな風に働いているかもしれない」「こんな風になってほしい」という想像ができ、安心できると思います。

END

この記事へのご意見、ご感想、お問い合わせなどは ワッホー編集部 まで
 
 
ページTOPへ