ワッホーインタビュー
▼「南野一家について」編

ボッチャって静かなイメージなんで、僕らだけでも、大阪のノリで。

[ボッチャ]大阪南野一家コーチ・南野博紀さんインタビュー!
ワッホー 藤井(金太朗)選手(※6)からは「スゴイ怖いコーチ」と(笑)・・・

藤井選手 い、いや、それは・・・最初のイメージだけです、最初の・・・(笑)。
(特別ゲストとして藤井金太朗選手にもご一緒いただきました)

南野さん よく言われます(笑)。

ワッホー 木下選手(※1)高田選手(※2)からは「スゴクやさしいコーチ」と・・・

南野さん ハハハ・・・(笑)。それは、その裏返しですね、彼らの(笑)。

ワッホー おもしろいですよね、南野一家(※3)さんは。南野さんを筆頭にして(笑)。とくに全国に出ると、雰囲気がまるで違いますし、貴重なチームだと思います。

南野さん (笑)。ボッチャって静かなイメージなんで、ちょっとね・・・僕らだけでも「ワーッ」って、大阪のノリで。うっちゃん(※7)上村さん(※8)とかも大阪なんで、だいたい集りますよね、日本選手権(※9)とかでも。

ワッホー ちょっと空気違いますものね、その辺だけ(笑)。南野一家さんのTシャツ・・・あの黄色も目立っています。

南野さん 審判に怒られるんですけどね、「しゃべりすぎだ!」って(笑)。

ワッホー しゃべりすぎ?

南野さん 僕の怒る声がですね、聞こえてしまうらしいんですよ、試合中、選手に(笑)。

ワッホー 南野さんが観客席で怒っているのが、ですか?

南野さん 「何やっとんのやー」とか「ぼけぇ、あそこ狙えやー」っていうのが・・・(笑)。別に選手に向けてアドバイスを出しているわけじゃないんですけど・・・独り言だったり、総監督(※10)と話をしてたりしてるだけなんですけどね、その声がね・・・(笑)。

ワッホー 木下選手も高田選手も、試合中かなり南野さんを意識されているようです(笑)。南野さんの様子見ながら試合してますもんね(笑)。

南野さん いやいや、僕じゃなくて総監督ですよ(笑)。試合終わった後、延々と説教されますから(笑)。僕はその場だけなんですけど、総監督の説教はけっこう続くみたいなんで(笑)。

リハビリ治療するのジャマ臭いから「ボッチャしよか」(笑)。

ワッホー 現在、南野一家さん所属の選手は?

南野さん BC2の選手が二人、BC3の選手が一人、BC4の選手が二人です。指導しているのはBC4の二人だけですが。

ワッホー 木下選手、高田選手?

南野さん はい。あとの三人は一緒に集まってやっているといった感じです。
はじめたキッカケがですね・・・木下、高田らは僕が以前勤務していた病院の外来の患者さんで、僕の担当だったんですよ。で、僕、リハビリ治療するのジャマ臭いから(笑)、「ボッチャしよか」となって、病院の一室を借りて、練習をはじめたんですが、そのうちBC2の二人も一緒にやろうということで。僕の患者さんではなかったんですけど、病院にわざわざ来るようになって。全員は毎週金曜日に練習しているんですが、僕は仕事があって、みんなを見ることができないから、木下さんと高田の二人・・・トップを狙うっていう選手たちなんで、「ほんなら二人だけ練習しよかー」ってことで、今、二人を見ています。

ワッホー 最初からコーチ的なことをされていたのですか?

南野さん いやいや。コーチってほどではなかったですね。投球動作とかに関しては、いろいろ世界を見てきていたので、「こう持って投げろや」「こんな投げ方もあるよ」っていうのは指導してたかなあ。で、あとは木下、高田が自分らで練習してって感じで。

南野一家・・・僕、名前貸しだけですから(笑)。

[ボッチャ]大阪南野一家コーチ・南野博紀さんインタビュー!
南野一家の監督は・・・木下選手の奥様!?
ワッホー 南野一家さんとして本格的に練習しはじめたのは?

南野さん 木下、高田の二人が一緒に練習するようになったのが一昨年くらいからですかね。

ワッホー その頃ですね? 南野一家というボッチャチームが生まれ、南野さんが監督となられたのは。

南野さん いやいや、僕は監督違います(笑)。木下さんの奥さんが総監督なんで。

ワッホー え、ホントにそうなんですか?(笑)

南野さん 僕、名前貸しだけですから(笑)。あの総監督がいるから、ある意味まとまってるっていうか・・・南野一家の実権はあそこが握ってますんで(笑)。

ワッホー ホントかどうかはさておき(笑)・・・そういうことを皆さんがおっしゃるのが南野一家さんらしいですね(笑)。

南野さん いやいやいや・・・(笑)。

ワッホー でも、大阪ボッチャクラブとか、○○ボッチャクラブではなく「南野一家」としたところから、おもしろいですね。ちょっと違います(笑)。

南野さん (苦笑)。高田とかが付けたんですよ(笑)。

ワッホー あ・・・南野さんはこのチーム名、反対だったんでしたね?(笑)

南野さん 反対ですよ、そりゃ(笑)。僕だけだったらいいですけど、嫁さんも大会を見に来たりしているじゃないですか。・・・「恥ずかしい」って(笑)。

ワッホー そうですよね。自分の名前入りですからね。「何やってんの? あんた」って感じですね(笑)。

南野さん 大反対でした(笑)。「やめろ」って言ったんですよ。で、ある大会でね、「この大会で、どっちか(木下選手か高田選手)が1位か2位になったら、使うで」となって。・・・木下さんが優勝したんだっけな、そのとき(笑)。

ワッホー チーム名を賭けた? で、木下さん、高田さんが勝っちゃった?(笑)

南野さん そうなんですよ、勝っちゃったんですよ(笑)。だから、僕も「しゃーない、使ってええ」って流れで。賭けに負けたんでしょうがないです(笑)。

答えなくていいのに答えるから、うかつにコートに近寄れない(笑)。

[ボッチャ]大阪南野一家コーチ・南野博紀さんインタビュー!
ワッホー 「BOCCIA JAPAN CUP 2011(※13)」の木下vs高田戦のときも、ボールが2個乗ったときに「もう1個行けー」みたいなことを上(2階)から言ってましたね(笑)。また、下(1階)から高田選手がそれに答えたりして。「乗るとこない、乗るとこない」って(笑)。

南野さん 試合中なんだから、答えなくていいのに答えるから、僕が怒られる(笑)。うかつにコートに近寄れない・・・(笑)。

ワッホー 大会によってはマズイですけど(笑)、おもしろいです。ボッチャを観戦にいらした人にとっては、もちろん、試合のレベルが高くないといけないんですけど、ボッチャを楽しむキッカケとして、試合の雰囲気がおもしろいとか、ボッチャをやっている選手のキャラクターがおもしろいとかっていうのもありだと思うんですよね。

南野さん ハハハ・・・(笑)。そういう意味では南野一家は揃ってますねぇ(笑)。

ワッホー ボッチャのおもしろみに関しては、たぶん全国的に見ても南野一家さんにかかってると思うので・・・

南野さん いやいやいや(笑)。

ワッホー ただ勝つだけでは、見てる人は納得しないですよ(笑)。ちょっとイロモノ扱いして申し訳ありませんが(笑)。

南野さん 木下、高田・・・あの二人のやり取りを録音しといたら、おもしろいインタビュー取れますよ(笑)。

ワッホー 確かにおもしろそうですが・・・使えますかね?(笑)

南野さん 使えないですね(笑)。

ワッホー 二人じゃなくて、南野さんも含めて三人じゃないですか?(笑)

南野さん いやいや、僕は・・・(笑)。

ワッホー ルール的に反則スレスレの内容もあるので(笑)、ワッホーでは紹介できないのですが、喫煙所でのお話・・・あ、作戦会議ですね、あのおもしろさっていったらないですね?

南野さん あ・・・(笑)。じゃあ、練習風景とか見られたらエライことなりますね、僕(笑)。もっとヒドイこと言ってますからね(笑)。

木下vs高田の決勝戦・・・達成されない方がいいかなあ(笑)。

[ボッチャ]大阪南野一家コーチ・南野博紀さんインタビュー!
ワッホー 個性的なお二人ですね(笑)。

南野さん はい(笑)。

ワッホー プレースタイルもまったく違いますし、キャラも濃いですし(笑)・・・コーチとしてはたいへんじゃないですか?(笑)

南野さん いやいや(笑)。引いたり押したりしながら(笑)・・・お互いいいライバルなんで・・・お互いいいところ、悪いところがまったく正反対なんで。

ワッホー 季節も逆ですしね(笑)。

南野さん はい(笑)。そういう意味では難しいのは難しいですね。クラスが違うんだったらもっと楽なんでしょうけど、クラス一緒でしょ。

ワッホー どっちかだけ勝っても・・・

南野さん そうでしょ(笑)。どちらか一人だけ応援することもできないし、僕は両方とも勝ってほしいんでね。

ワッホー 直近で行くと、全国大会の決勝で木下選手vs高田選手というのを早く見たいところです。

南野さん まあ・・・ね。全然達成できてないですね。まあ、くじ運もあるんで、しょうがないんですけど。でも・・・達成されない方がいいかなあ(笑)。達成しちゃったら・・・僕らってそういう運命なんですよ(笑)。やろうとしていることは絶対達成できない、っていう(笑)。

ワッホー 目標に近づくと、すぐ目標を上げちゃう。目標が高い・・・

南野さん そうそうそう(笑)。

いっぱい知り合いつくって・・・その結果なんですね、南野一家は。

ワッホー 南野さんがおっしゃられたとお聞きしたんですが「車いすの人は暗くしてたらあかん」。スゴイ名言だなあ、と思っているんですが。

南野さん そんなこと言ったかなあ・・・(笑)。まあ、僕自身、仕事柄ね、車いすの人と接する機会が多いから・・・みんなが暗いわけじゃないんですけどね、僕のリハビリのモットーというのが、常に笑いのあるリハなんですよ。木下、高田のリハのときでも楽しみながら、友だちづき合いというか、そういう風につくっていきたかったんで、そういう設定を心がけて、いつも。

ワッホー リハビリって行きたくないことが多いじゃないですか、だから行きたくなるリハっていうのは素敵ですね。

南野さん 立ち替わり、入れ替わり、患者さんは替わるんですけれども、常にそこに集まってるっていう。・・・そんな中で言ったのかなあ(照笑)。暗くしてたらあかん・・・

ワッホー 木下さんも、木下さんの奥様も言われていて・・・名言だなあと。

南野さん そういうのはモットーでしたから・・・たぶんそんな感じで言ったのかなあ(照笑)。なんかまあ、障がいをもったということで、障がい者という気持ちもあるかもしれないですけど・・・まあ、あってもいいと思うんですけど、僕の中では、そういう意識はないので。僕らは接する時間も長いんで、常にこう・・・僕らが暗くなったら患者さんも暗くなるし、逆に僕らが明るくしていれば患者さんも少しでも明るくなってくれるし。で、いっぱい知り合い・・・患者さん同士、知り合いつくって・・・その結果なんですね、これ(南野一家)は。一つの成功例というか。僕にとってはベースですから、常に笑いのある、常におもしろく・・・(笑)。
 
[ボッチャ]大阪南野一家コーチ・南野博紀さんインタビュー!
ワッホー 南野一家は、おもしろくて、強い!

南野さん それが一番カッコイイですよね(笑)。

ワッホー カッコイイですね。おもしろくても弱いじゃダメですが(笑)、強くて、しかもおもしろい!っていうのはホントカッコイイですからね。

南野さん そんなのを狙えればね(笑)。
 
 
 
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