ワッホーインタビュー:車いすテニスプレーヤー 齋田悟司選手(株式会社シグマクシス所属)

スポーツをはじめるキッカケを作ってあげられたら、うれしいな、と。

ワッホーインタビュー:車いすテニスプレーヤー 齋田悟司選手(株式会社シグマクシス所属)
ワッホー 日本のスポーツをもっと世界に通じるものにするためにも、子供たちがスポーツに親しめる機会というのは大切だと思います。齋田選手ご自身が世界で戦っている姿を見せるのとともに、若手や子供たちにテニスを教えてあげたりというのは?

齋田選手 自分も、やっぱりテニスをはじめるキッカケというのがあったわけで・・・バスケットを練習しているところに講習会で来てもらったという・・・もしそれがなかったら、自分はテニスをやっていなかったでしょうし、そういう場がないとはじまらないと思うんで、そういう活動と言ったらおかしいんですけど、子供たちがスポーツをはじめるキッカケを作ってあげられたら、うれしいな、と。自分なら、テニスを教えてあげるのもいいし、「車いすテニスってこんなんだよ」という話をするのも子供たちには響くだろうし。やっぱり自分もキッカケがあってテニスをはじめたわけで・・・あまりおもしろいキッカケではなかったですけども・・・(笑)
ワッホー 逆に面白かったです(笑)。

齋田選手 (笑)。キッカケがなかったら、やっぱりはじめてないんで、そういうのを。今は、いろんなスポーツを選べる状況にあるんで、バスケやってみて、テニスやってみて、陸上やってみて・・・いろいろやってみて、自分はこれをやりたいというのを見つけられるキッカケを作ってあげられたら一番いいのかな、と。
 
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障がいのある人とない人が一緒に楽しめるのはスゴク魅力的かな、と。

ワッホーインタビュー:車いすテニスプレーヤー 齋田悟司選手(株式会社シグマクシス所属)
ワッホー 昔と比べると、スポーツの選択肢もスゴク広がってきました。子供たちにはいろんなスポーツを体験してほしいと思いますが、その一つとして、ぜひ車いすテニスもやってみてほしいですね。・・・ということで、齋田さんに車いすテニスのPRをしていただけたらと思うのですが・・・

齋田選手 はい。車いすテニスというのは、基本的に外でやるスポーツなので、自分もけっこう焼けてるんですけども(笑)、太陽の下で汗をかけるというのは、やっぱりいいな、と。で、テニスコートがあって、ネットがあって、サービスができて、ボレーもできて・・・2バウンドまで返球できるという1点が違うだけで、それ以外は障がいのある人もない人も同じ場所で、同じルールで一緒にプレーできる・・・
ワッホー 練習も一緒にされることがありますもんね。

齋田選手 そうですね。他の競技ですと、障がいのある人、ない人が一緒の場所でプレーするというのはなかなか・・・

ワッホー 他の車いすスポーツでは難しいですね。

齋田選手 障がいのある人とない人がダブルスを楽しんだりとか、試合とか練習とか、一緒にテニスを楽しめるんで、そういうのはスゴク魅力的かな、と。

ワッホーインタビュー:車いすテニスプレーヤー 齋田悟司選手(株式会社シグマクシス所属)

ワッホー 車いすのお子さんが、お父さんやお母さん・・・家族で一緒にやるということもできますね。

齋田選手 そうですね。車いす利用者と利用していない人が組んでダブルスをやるミックスダブルスというのもあるんですけど、その大会をやっているところもあったりしますし、逆に、普段車いすを利用していない人でも、車いすに乗れば車いすテニスを一緒に楽しめますし・・・

ワッホー 世界で戦いたいとなったら本気でやらなければいけないですけど、楽しむだけでもスポーツをやるというのはいいことだと思うので、まずは遊びでも体験してほしいですね。
齋田選手 そうですね。いきなり世界というと・・・自分もね、そういうつもりではじめたわけではないんで。最初はラケットでうまく打てた、入った、というのがうれしかったし、次はもっとスゴイ球が打てたぞ、その次は今まで勝てなかった選手に勝てたぞ・・・そのときそのときの喜びというのがあると思うんですよね。いきなり世界を目指すというのもそれはもちろんいいんですけど、みんながそうとはいかないと思うんで、まずはラケットを持って、コートへ行って、はじめてもらえたらな、と。車いすテニスというのは最初が一番難しいんですけども・・・ラケットを持ちながら、車いすを動かすというのはやっぱり難しいんで・・・でも、2回、3回・・・何回か続けたら必ずできるようになるんで、続けてもらえたらな、と。打ち返せるようになったらやっぱり楽しいですし・・・ラリーとかできるとスゴク楽しいスポーツなんで、ぜひ!

ワッホー 楽しい場をいっぱい作りたいですね。
 
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自分はこれをやりたいというのを、見つけられたらいいですね。

ワッホーインタビュー:車いすテニスプレーヤー 齋田悟司選手(株式会社シグマクシス所属)
ワッホー 最後にワッホーをご覧に皆さんにメッセージをいただけますか。

齋田選手 自分の場合はパラリンピックでメダルを獲るというのを目標としてやっているんですけど、人それぞれ・・・持ってる目標というのは違うと思います。障がいを持ったからといってスポーツをあきらめるんじゃなくて、楽しんでやるスポーツ、一生懸命パラリンピックを目指すスポーツ、いろんなスポーツがありますけれども、なにかしら、スポーツにトライしてほしいですね。スポーツをするというのは絶対にマイナスにはならないと思うので。スポーツの場ではいろんな交流もあるし、いろんな人とふれ合って、今まで自分が考えなかったことも考えられるようになる。自分の世界というのがスゴク広がる。今は、いろんなスポーツを選べる時代なので、いろいろやってみて、自分はこれをやりたいという、そういうものを見つけられたらいいですね。もちろん、テニスをやってくれたら一番うれしいですけど(笑)。

ワッホー (笑)。本日はありがとうございました。

齋田選手 ありがとうございました。
 
(取材:2013年3月25日(月)、4月9日(火))
 
取材にご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!
 
 
 
 
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