ワッホーインタビュー
車いすカーリング・比田井隆選手 車いすカーリング・比田井隆選手 車いすカーリング・比田井隆選手 車いすカーリング・比田井隆選手

軽井沢、御代田は練習する環境としては日本一です!

ワッホー 比田井選手がカーリングをはじめられたキッカケは何だったのでしょう?

比田井選手 初心者向けのカーリング講習会です。

ワッホー カーリング自体はご存知だったのですか?

比田井選手 知りませんでした。氷の上を車いすで走れるんですか? といった感じでした(笑)。

ワッホー 走れましたか?(笑)

比田井選手 走れました(笑)。氷の上はスゴク平らなのでむしろ動きやすいくらいでした。

ワッホー 初めてカーリングを体験したときはいかがでしたか?

比田井選手 最初から最後までひとりで投げまくりました(笑)。

ワッホー 講習会参加者は比田井さんだけ・・・ということはないですよね?(笑)

比田井選手 他の方もたくさんいらっしゃいました(笑)。でも、一度投げたら夢中になってしまって、講師の先生から「もうそのくらいにしておきなさいよ」(笑)と言われるくらい、講習会の時間中ずっと投げていましたね。

ワッホー 初体験で、はまってしまったわけですね(笑)。競技としてもすぐにはじめられたのですか?

比田井選手 はい。講習会のあった年の夏に「信州チェアカーリングクラブ」ができて、そこに加わって、11月に「カーリングホールみよた」ができて・・・。

ワッホー スポーツ・・・とくに障がい者スポーツの場合、練習環境で悩むことが多いのですが・・・

比田井選手 軽井沢、御代田は練習する環境としては日本一です!

ワッホー ・・・ですね。

比田井選手 アーチェリーをはじめた頃は、道具を売っているところはないし、練習するところもない。軽井沢にレジャーとしてアーチェリーを楽しめるペンションがあったので、そこに通って練習したり・・・たいへんでしたねえ。そんなこともあり、練習環境が充実していたことも、カーリングをはじめる条件でした。

ワッホー アスリートの先輩として、また人生の先輩として、後輩たちにメッセージをいただけますか。

比田井選手 アーチェリーでは高校生と一緒に練習することもあるのですが、彼らによく言っているのは「自分が選んだスポーツなんだから、とことんやりなさい」「1本打つごとに上達していくんだから真面目に練習しなさいよ」ということです。「1に練習、2に練習・・・1本でも多く打った者の勝ちだよ」と。高校時代でも大学時代でも、そのくらいやっていた人は社会人になってもトップクラスにいるものです。

ワッホー 比田井選手の練習量も若い選手と変わらないですね。

比田井選手 私たちは1本打つごとに衰えていきますけどね(笑)。でも、家族に「アーチェリーバカ」と言われるくらい(笑)練習してきたからこそ、今の私があると思いますね。
※比田井選手はアーチェリーの長野県代表として、国体に出場されたこともあります。

ワッホー 障がいをもった子供たちにも、ぜひ何かスポーツに親しんでほしいと思うのですが。

比田井選手 その子の障がいの程度にもよると思いますが、スポーツにもいろいろあるので、本人でも、指導者や保護者の方々でも、その子に合うものを見つけてやらせてあげてほしいですね。

ワッホー スポーツをはじめると、飛躍的に世界が広がりますね。

比田井選手 アーチェリーのルールは健常者も障がい者も同じですし、カーリングでは健常者のチームとも試合をしています。リーグ戦も組まれています。自分は若い人、障がいのある人、ない人、いろんな人と接してきたから、よかったと思いますね。障がい者だけに囲まれていたら、こんなに世界は広がらなかったと思います。

ワッホー スポーツに限らず、いろんな人と会って、いろんなものに触れてほしいですね。

比田井選手 以前、事故で車いす生活になったばかりの女の子に「自動車の運転免許を取ったら?」と薦めたことがあります。うちに閉じこもっていると、どうしても気持ちが沈みがち。積極的に外に出て、いろんな経験をしてほしいですね。
 
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